息子が、一つ、小さな壁を越えた話です。
うれしかったので、記事にしました。
うちの息子(4歳:幼稚園年中)がサッカースクールに通い始めて1か月くらい経ったころ、急に「サッカーが怖い。」と、言いはじめました。
今まで、サッカーを楽しんでいたのに、急に怖い?なぜ?
息子に理由を聞いたところ、「早く家に帰れないから。」と、なんとも言えない理由を言っていました。
じゃあ、帰りたくなるまでサッカーをしようよ。と、提案し、その時は息子も納得してくれました。
翌週、いつも通り、練習場まで連れていき、グラウンドに入りました。が、練習の最初から大泣き。ほぼ、練習にならず。
怖がる理由は違うの?
もう一度、息子に理由を聞きました。
すると、「ボールを取った子が怖い。」と。
なるほど、そういえば、先日、体験会があり、そこへ参加された子供が息子のボールを持っていってしまい、
返してもらおうと頑張ったけど、返してもらえず、最後には息子が泣いてしまった。という事件がありました。
大丈夫だよ。
怖くないよ。
その子も、ボールがなくてボールを持っていっただけだよ。
ボールがあればそんなことしないから。と、息子を説得。
翌週になれば大丈夫かな?と、思い、その場はおしまいに。
翌週、練習着に着替えている時、すでに「サッカーが怖い。」と、言いはじめました。
!!!
一応、練習場まで連れていきましたが、グラウンドに入ろうとせず、泣き出しました。
練習ができなさそうなので、そのまま帰宅。
帰宅後、一応、息子を説得を試みるも、たぶん、無理そう。
もうこれは、息子の気が変わるのを待つしかない。
翌週は、思い切って休むことに。
その代わり、たまおと息子の二人で公園に遊び(サッカー)に。
公園に着くと、息子は「なんでパパはサッカーをやらせたいの?」と。
おお、息子よ、よくぞ聞いてくれた。
息子へもっともらしいことを答えたが、あまり息子は納得してないみたい。
でも、元々サッカーが好きなので、サッカーボールを蹴っていて、ほんと楽しそう。
それを見ていると、息子にサッカーをやってもらいたい、との思いがあふれてきて、
怖かったら帰ろうよ。とか、
グラウンドの前まで行ければいいから。とか、
サッカー頑張ったらおもちゃ買ってあげる。と、最後の手段、物でつる作戦。とか。
その場で、再度、息子を説得。
息子も楽しかったことを思い出し、「サッカーできるかも。」と、前向きな言葉が出だし、気が変わり始めた?
翌週、練習着に着替えた後、「緊張してきた。」と。
おー!怖いって言ってない。もしかしたら、いけるかも。
練習場に着くと、はじめは、少し泣きそうだったけど、練習が始まると、ほんと楽しそう。
怖がっていた子が近くにきても、全然、平気。
この1か月、息子は小さな壁を越えようと頑張っていました。
練習中の息子は、少したくましくなったように見えます。
練習帰り、サッカー怖くないの?って、聞くと、
「全然、怖くなくなった。」
息子よ、小さい壁を越えれたみたいだね。よかった。
たまおは、息子が壁を越えるための正しいサポートができたのかは、わかりませんが、
サッカーができるまで、焦らずにじっくり付き合うつもりでした。
でも、親だし、焦るよね。
そうそう、息子には、大好きなアニアを買ってあげました。
では。