【FlexClip】超簡単! 3ステップで動画編集!【オンラインサービス】

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オンライン動画編集サービス FlexClip で、動画を簡単に編集する

昨今、高性能カメラがスマホに搭載されることにより、より手軽に、4K動画など高画質な動画が撮影できるようになりました。

それにともない、SNS 上に高画質な動画があふれ、また、家庭用や自分用の動画も

「プロ級?」

と、見間違えてしてしまうようなきれいな動画が何本もあるのではないでしょうか。

さらに撮影した動画を iMovie などのアプリを利用し、撮影した動画をその場で編集している方も多いと思います。

今回は、動画編集サービスに着目した記事となります。

「なぜ、動画編集サービスなの?」

と、思われるかもしれません。

実は・・・

動画編集サービスのレビュー依頼がきました。

現在、筆者は Adobe Premiere Pro を利用していますが、他の動画編集サービスも使ってみたいと思っていたところにレビュー依頼が舞い込んできましたので、二つ返事で快諾しました。

そして、今回レビューする動画編集サービスは、オンラインの動画編集サービス「FlexClip」です。

FlexClip はオンラインの動画編集サービスなので、Web ブラウザのみで動画編集作業が完結します。その点も、依頼を受けた理由ですね。

また、もう1つ依頼を受けた理由は、デメリットも書いて欲しいとありましたので、忖度無しでレビューができます。

システム開発に従事していたころ、ベンダーを選定するために、随分、忖度をしましたが、それをやると色んなところに歪がでてくるんですよねー

当たり前ですが、レビューや選定をするためには、忖度無しがイチバンです。

前書きはこの辺りにして、早速、FlexClip をレビューしていきたいと思います。


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FlexClip の紹介

FlexClip を簡単に紹介したいと思います。

FlexClip は香港のソフトウェア会社である「PearlMountain Limited」が手掛けるオンラインの動画編集サービスです。

筆者の経験上、香港や中国の IT 企業の技術力は相当レベルが高い印象がありますので、かなり期待値が高いです。


まずは、公式サイトにアクセスしてみます。

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日本語でもしっかり説明されています。

今回は、レビューのため無料版以外を利用しますが、無料で動画を編集できるのはうれしいですね。




カスタマイズ可能なテンプレートが用意されています。また、動画編集用のアニメーションも用意されています。

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3ステップで動画が作成できるのは作業量を考えるとうれしいですね。

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[2.カスタマイズ] の作業工程では、色々編集ができますので、作成する動画のレベルにより [2.カスタマイズ] の作業量は変わってきます。




以下は、プラン内容です。

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·無料プラン以外を利用する場合は、すべて年間プランを選択した方がお得です。

·FHD 画質の動画を編集したい場合は、プラスプラン以上のプランを選択します。

·30分までの長い動画編集したい場合は、ビジネスプランを選択します。



無料プランを試していないので誤情報になってしまうかもしれませんが、無料プランでは、クラウドストレージが用意されていないため、ローカル PC 内の動画をアップロードし編集することができないと思います。



アカウント登録

FlexClip を利用するためには、アカウント登録が必要です。そのため、アカウントの登録方法を解説いたします。

また、あわせて、プランの選択などの手順を解説いたします。


サインアップ

公式サイトの右上に表示されている [サインアップ・無料] をクリックすると「サインイン」ダイアログが表示されます。

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[Facebookでサインアップ]、[Googoleでサインアップ]、もしくは、所有するメールアドレスを入力し [サインイン] をクリックします。




次に、[ステップ1] で、利用目的を選択します。また、[ステップ2] で、詳細な利用目的を選択します。

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サインアップが完了すると、[アカウントは正常に登録されました!] が表示されます。

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[今すぐ確認] をクリックします。




登録されたアカウントがされた公式サイトの右上に表示されます。

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[ホーム] をクリックすると、登録された「アカウントのホーム」画面に遷移します。




プランの選択

続いて、プランの選択方法を解説いたします。

ただし、すでに無料プランは利用できるため、無料プランで OK な場合は、プランの選択は不要です。利用後、無料プランでは物足りない場合にアップグレードすればよいと思います。


「アカウントのホーム」画面に表示された [アップグレード] をクリックします。
「プラン選択」画面が表示されますので、利用するプランの [選択] をクリックします。

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次に、[お支払いして購読!] で支払い方法を選択します。

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支払い方法の選択が完了したら、[お支払い] をクリックします。




契約が完了すると、[ご購読ありがとうございます!] が表示されます。

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[開始] をクリックします。




なお、契約したプランはアカウントメニューに表示されます。

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ビジネスプランを契約しましたので、[ビジネスプラン] と、表示されています。




プロフィールの編集

続いて、プロフィールの編集方法を解説いたします。

プロフィールの編集はあとからでも実施できますが、本稿では、アカウントの登録後に実施いたします。


アカウントメニューから [マイアカウント] をクリックすると、「アカウントの設定」画面が表示されます。

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名前はデフォルトで登録したメールアドレスの「@」より前が設定されています。




名前や画像、性別を変更した場合は、[保存] をクリックし、プロフィールを更新します。

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プロフィール情報の変更後、「アカウントのホーム」画面を表示します。

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プロフィール情報の変更内容は、瞬時に反映されます。

プロフィール画像には「256 × 256」サイズの JPEG 形式のファイルを設定しています。




動画編集①

いよいよ、動画編集方法の解説にうつりたいと思います。

動画編集①の基本編では、使い方と合わせて FlexClip を使えば、3ステップで動画が編集できるのか検証いたします。

また、 動画編集①の応用編では、基本編で編集した動画をもとに様々な機能を使ってカスタマイズいたします。

3ステップでビデオを作成する方法

1. メディアの追加
2. カスタマイズ
3. エクスポート

FlexClipの公式サイトより引用




基本編

基本編では、簡単な動画の編集にとどめます。


ステップ1 メディアの追加

はじめに、動画を追加します。


[ホーム] から好みの動画を選択し、 [カスタマイズ] をクリックすると「カスタマイズ」画面が開きます。
なお、ストリートボードには、すでに選択した動画がセットされています。

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テンプレート動画はカテゴライズされていますので、好みの動画を探す際に役立つと思います。



ステップ2 カスタマイズ

「カスタマイズ」画面が表示されますので、続いて動画のカスタマイズをおこないます。


本稿の例では、ロゴをカスタマイズするのみにとどめています。
ちなみに、ローカルの画像ファイルをドラッグアンドドロップすることでロゴが更新されます。

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ステップ3 エクスポート

続いて、動画のエクスポートをおこないます。


「アカウントのホーム」画面で、[エクスポート] をクリックします。

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[エクスポート] は 上部のニューに配置されています。




「エクスポート解像度を選択」画面、「イントロとタイトルを設定」画面が順に表示されます。解像度やイントロ/タイトルなどを設定し、「イントロとタイトルを設定」画面の [エクスポート] をクリックします。

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ローカル PC に動画ファイルがダウンロードされます。

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FlexClip の公式サイトで紹介されているように3ステップで動画が編集できました。



以下が完成した動画です。
動画内にロゴが表示されるシンプルな動画です。




その他

「アカウントのホーム」画面を表示します。

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編集した動画が [自分のプロジェクト] に追加されています。




[クラウドストレージ] をクリックするとアップロードしたファイルが確認することできます。

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動画編集に使用するために追加したロゴは、クラウドストレージに保管されています。

そのため、いつでも使いまわすことができます。




プロジェクトに対する一通りの機能も装備されています。
プロジェクトの名前を変更する場合は、プロジェクトのメニューから [名前を変更] をクリックすることで実施できます。

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プロジェクトをコピーする場合も同様で、プロジェクトのメニューから [コピー] をクリックすることで実施できます。

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また、プロジェクトを削除する場合も同様で、プロジェクトのメニューから [削除] をクリックすることで実施できます。
プロジェクトを削除する場合のみメッセージが表示されます。

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プロジェクトが削除されました。

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ゴミ箱らしきものが見当たりません。完全に削除されますので、プロジェクトを削除する際は、気を付けた方がよいと思います。




応用編

応用編では、様々な機能を試しながら「基本編」で編集した動画のカスタマイズをおこないます。

なお、応用編は、FlexClip のプラスプラン以上のプランを契約した方が対象となります。




カスタマイズ » ストリートボード

はじめに、ストリートボードを追加してみます。


プロジェクトを選択し [編集] をクリックします。

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「カスタマイズ」画面が表示されますので、ストリートボードを追加してみます。
テンプレートから動画を検索し、[現在のストリートボードに追加] をクリックします。ストリートボードに新し動画が追加されます。

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ドラッグアンドドロップでストリートボードの順番を入れ替えることが可能です。




カスタマイズ » トランジション

続いて、トランジションを追加してみます。


ストリートボードの間にある [トランジション] をクリックします。

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次に、一覧から好みのトランジションを選択します。また、選択したトランジションの設定をおこないます。

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カスタマイズ » テキスト

続いて、テキストを追加してみます。


「カスタマイズ」画面の左に配置されたメニューから [テキスト] をクリックします。

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好みのテキストを選択すると、選択中のストリートボードに反映されます。

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フォントを選択すると、フォントの一覧が表示されます。

フォントの一覧から [日本語] を選択すると、日本語に対応したフォルトの一覧が表示されます。




追加したテキストをダブルクリックすると、テキストを編集することができます。
キーボードの [Enter] キーを押すと、テキストに改行を挿入できます。

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テキストが編集できました。

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他のテキスト装飾機能を紹介します。

[サイズ] を変更すると、文字サイズが変更できます。また、[ドキュメントの色] アイコンをクリックすると、フォントの色が変更できます。

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[背景] アイコンをクリックすると、文字の背景が変更できます。
[太字] アイコンをクリックすると、文字を太字に変更できます。また、再度、[太字] アイコンをクリックすることで、元に戻ります。

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[斜体] アイコンをクリックすると、文字を斜体に変更できます。また、再度、[斜体] アイコンをクリックすることで、元に戻ります。なお、フォントにより [斜体] アイコンが活性化されない場合があります。
また、[揃え] アイコンをクリックすると、フォントの揃え全般の設定が変更できます。

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[スタイル] をクリックすると、フォントのスタイルが変更できます。

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以下は、変更可能なスタイルです。

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スタイルを選択すると、文字スタイルが変更できます。




[モーション] をクリックすると、フォントの動作が変更できます。

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以下は、変更可能なモーションです。

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モーションが豊富なため、様々なシチュエーションに対応できるのはうれしいですね。




カスタマイズ » 画像

続いて、画像を追加してみます。


「カスタマイズ」画面の左に配置されたメニューから [画像] をクリックします。
[画像] から好みの画像を検索し、[現在のストリートボードに追加] をクリックします。すると、ストリートボードに新しい画像が追加されます。

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カスタマイズ » 音楽

続いて、音楽を追加してみます。


「カスタマイズ」画面の左に配置されたメニューから [音楽] をクリックします。
[ライブラリ] から好みの音楽を検索し、[適用] をクリックします。また、[あなたのミュージック] で、音楽全般の設定が変更できます。

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カスタマイズ » 要素

続いて、要素を追加してみます。

要素とは、LINE のスタンプや Word のアートのようなオブジェクトをイメージしてもらえるとよいと思います。


「カスタマイズ」画面の左に配置されたメニューから [要素] をクリックします。

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好みの要素をクリックすると、選択中のストリートボードに反映されます。




カスタマイズ » カバー

続いて、カバーを追加してみます。


「カスタマイズ」画面の左に配置されたメニューから [カバー] をクリックします。

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好みのカバーをクリックすると、選択中のストリートボードに反映されます。




カスタマイズ » 背景

続いて、背景を追加してみます。



「カスタマイズ」画面の左に配置されたメニューから [背景] をクリックします。

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好みの背景を検索し、[現在のストリートボードに追加] をクリックします。




ビデオのトリミング」画面が表示されるため、適切な形にトリミングし [トリミング] をクリックします。すると、ストリートボードに新しい背景が追加されます。

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カスタマイズ » 透かし

続いて、透かしを追加してみます。

なお、透かしには、テキストと画像の2パターンを設定することができます。


「カスタマイズ」画面の左に配置されたメニューから [透かし] をクリックします。

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[テキスト] を選択すると透かしに文字が反映され、[画像] を選択すると透かしに画像が反映されます。

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カスタマイズ » 画面比率

続いて、画面比率を設定してみます。


まず、画面比率を「16:9」に設定した動画のエクスポートをおこないます。

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以下が Youtube 向けに完成した動画です。




次に、画面比率を「1:1」に設定した動画のエクスポートをおこないます。

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以下が SNS 向けに完成した動画です。




動画編集②

他の環境からでも動画が編集できるか検証いたします。

なお、スマホから FlexClip の公式サイトに接続した場合、[ログイン] が表示されないため、スマホでの検証は対象外とします。

以下に、検証パターンを記します。

·Chrome OS からの利用検証

·Ubuntu の Firefox からの利用検証


筆者はタブレット端末を保有していないの正しい情報をお伝え出来ないのですが、仮想マシンにインストールした Anddroid から FlexClip の公式サイトに接続すると [ログイン] が表示されるため、タブレット端末からは操作できそうです。




Chrome OS

まず、Chrome OS から動画を編集してみます。


Chrome OS から FlexClip にログインします。

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次に、「動画編集①」→「応用編」で編集したプロジェクトを、再度、編集します。

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次に、再編集した動画のエクスポートをおこないます。

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Chrome OS のローカルに再編集した動画がダウンロードできました。

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Chrome OS からの動画編集は問題ありませんでした。




Ubuntu

続いて、Ubuntu の Firefox を使って動画を編集してみます。


Ubuntu の Firefox から FlexClip にログインします。

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次に、「Chrome OS」で編集したプロジェクトを、再度、編集します。

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次に、再編集した動画のエクスポートをおこないます。

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Ubuntu のローカルに再編集した動画がダウンロードできました。

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Firefox からの動画編集も問題ありませんでした。


以下が完成した動画です。OS や Web ブラウザの差を感じない動画が編集できたいと思います。




動画編集③

プライベートで撮影した動画(以下、プライベート動画と呼びます)のカスタマイズを検証いたします。

プライベート動画

「アカウントのホーム」画面から [新規プロジェクトを作成] クリックします。
「編集モードを選んでください」ダイアログが表示されます。

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「編集モードを選んでください」ダイアログが表示され、ストーリーボードモードとタイムラインモードを選択することができます。

タイムラインモードに関しては、後ほど軽く触れますので、ここでは [ストーリーボードモード] の [選択] をクリックします。




次に、「画面比率の選択」ダイアログが表示されます。

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適切な画面比率を選択し [はい] をクリックします。

ここでは、[16:9] を選択しています。




「カスタマイズ」画面が表示されます。

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ストリートボードになにもセットされていません。




次に、プライベート動画をアップロードします。

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ドラッグアンドドロップもしくは [ローカルファイル] をクリックすることで、ロカール PC 内の動画ファイルをアップロードすることができます。




次に、ストリートボードにアップロードした動画を追加します。
また、「ビデオのトリミング」画面が表示されるため、適切な形にトリミングし [トリミング] をクリックします。

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次に、テキストや音楽を追加します。

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また、透かしなどをお好みで追加します。

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すべてのカスタマイズが完了したら、[エクスポート] をクリックし、動画をダウンロードします。



以下が完成した動画です。プライベート動画の編集もできました。



アップロードした動画のサイズは「約13MB」で、カスタマイズ後にダウンロードした動画のサイズは「約14MB」でした。

環境に依存するとは思いますが、動画のダウンロード時間は「約10秒」でした。




再生速度

続いて、動画の再生速度をカスタマイズいたします。


再生速度を変更したい動画を選択し、[ビデオのトリミング] をクリックします。また、「ビデオのトリミング」画面で、適切な形にトリミングし [トリミング] をクリックします。
ここでは、前半の5秒でトリミングしています。

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続いて、新しいストリートボードに同じ動画を追加します。また、「ビデオのトリミング」画面で、適切な形にトリミングし [トリミング] をクリックします。
ここでは、前半の5秒以降をトリミングしています。

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追加した動画を選択し、[スピード] から適切な値を選択します。

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スピードには「0.5x」、「0.75x」、「1x」、「1.5x」、「2x」、「3x」のいずれかを指定することができます。

ここでは、「0.5x」を指定しています。



以下が完成した動画です。前半の5秒以降がスローモーションになった動画が編集できました。




タイムラインモード

続いて、軽くタイムラインモードにも触れてみたいと思います。

2021年11月22日時点ではベータ版ですので参考程度です。





「アカウントのホーム」画面から [新規プロジェクトを作成] クリックします。

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「編集モードを選んでください」ダイアログが表示され、ストーリーボードモードとタイムラインモードを選択することができます。

タイムラインモードで動画を編集するため、[タイムラインモード] の [選択] をクリックします。




「カスタマイズ」画面が表示されます。

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ベータ版だからなのか、英語表記です。



タイムラインモードでは、以下のカスタマイズをおこないました。

·画面キャプチャを録画

·録画した動画にテキストとオーバーレイの追加

·メディアからテンプレート動画を追加

·テンプレート動画に要素を追加

·録画した動画とテンプレート動画の間にトランジションを追加



以下が完成した動画です。 時間(秒)で編集できるためストーリーボードモードよりも、動画内に色々な装飾を追加することができました。




他社製品との比較

続いて、他社製品と比較してみたいと思います。

オンラインの動画編集サービスのライセンスは Adobe Spark を保有していますので、今回は、Adobe Spark を比較対象といたします。とはいっても、Adobe Spark の「カスタマイズ」画面と比較する簡単なものとなります。

2021年12月より「Adobe Spark」は「Adobe Creative Cloud Express」と名称が変更されてます。




Adobe Spark の「カスタマイズ」画面は、FlexClip の「カスタマイズ」画面と比べると寂しいですね。

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Adobe の場合、本格的に動画をカスタマイズするなら Premiere Pro を利用してください。と、いうビジネススタイルなのだと思います。

そのため、Adobe Spark はおまけ程度なのではないでしょうか。



ちなみに Adobe Spark では、以下のカスタマイズをおこないました。

·タイトルの追加

·音楽の追加



以下が完成した動画です。Adobe Spark だとあまり凝ったことはできないと思います。



アップロードした動画のサイズは「約8MB」で、カスタマイズ後にダウンロードした動画のサイズは「約4MB」でした。

環境に依存するとは思いますが、動画のダウンロード時間は「約50秒」でした。

ちなみに、Adobe Spark で作られた動画は HD です。




メリット・デメリット

最後に、メリット・デメリットを列挙したいと思います。なお、筆者が使ってみた感想ですので、そのあたりはご了承ください。


〇メリット

·オンライン上で作業ができるため、クラウド化の流れに沿っている。時代のニーズに合っている。

·ライセンスを考えるとインストール不要は大きい。

·直感的な UI なため、初心者・中級者でも使いやすい。

·豊富なテンプレートがあり、ビジネスでもプライベートでも、目的に一致した動画を作ることができる。

·処理が早くストレスなく使える。

·SNS 向けの動画も簡単に作成できる。

·この機能で、年間で $19.99 のコストはリーズナブルだと思う。

·ビジネスプランだとクラウドストレージが 100GB なので別の用途でも使えるかも。

·インストールタイプのように OS に依存しない。



●デメリット

·テンプレートが豊富すぎて選ぶのに悩む。

·ビジネスプランでもビデオの最大時間が30分なので、長い動画を編集するのには不向き。

·モザイク加工ができないので、不要な映り込みを処理できない。

·上級者向けではないかも。




まとめ

以上が、FlexClip のレビューとなります。

いかがでしたでしょうか。

FlexClip はテンプレートも豊富で、また、機能的にもやりたいことが、ほぼ、できましたので、ビジネス、プライベート、もしくは初心者向けの動画編集サービスとしてはかなりの可能性を感じました。

デメリットも書いて欲しいとのことでしたので、はじめは忖度なしに酷評してやろうなどと考えていたのですが、逆に、操作性など、使い勝手がよすぎてデメリットを洗い出すのが大変でした。

ただし、「メリット・デメリット」のデメリットに列挙した通り、Premiere Pro のように豊富な機能があるわけではありません。
ガンガン Youtube 動画などを編集している方にとっては物足りないのではないでしょうか。

筆者の場合も、FlexClip ではモザイク加工ができなかったので、本稿で使用したプライベート動画は Premiere Pro でのモザイク加工後に FlexClip で編集するという流れになりました。

しかし、それ以外の機能に関して不満に感じることがありませんでしたので、先にも申し上げた通り、ビジネス、プライベート、もしくは初心者向けの動画編集サービスとして使用は「あり」だと思います。

本稿が、動画編集ソフトや動画編集サービスをお探しの方の検討の一助となれば幸いです。

ベータ版の開発もおこなっているようですので、この先の機能追加にも期待できそうです。

なお、「PearlMountain Limited」社では、オンラインロゴ編集サービスも提供しています。そちらに関してもレビューをおこなっていますので、よろしければこちらをご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。


では。

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