WordPress

WordPress ワードプレス
WordPressとは、Automattic社より提供されているブログソフトウェア（ブログを作成・管理するためのソフトウェア）である。2003年に初めて公開された。
WordPressはPHPで書かれており、データベースとしてMySQLが採用されている。マルチバイト文字に対応しているため、文字エンコーディングを適切に設定すれば、英語版のWordPressでも日本語によるブログを作成することができる。なお、日本では、WordPress Japanによって日本ユーザー向けパッケージである「WordPress ME」（WordPress Multilingual Edition）が配布されている。
WordPressはGPL（GNU General Public License）のライセンスに基づいて公開されているオープンソースソフトウェア（OSS）であり、誰でも自由に開発を行うことが可能である。また、PHPで書かれているため、PHPに関する知識があれば比較的容易にテンプレートの改良が可能であるといったメリットがある。
Weblio辞書より引用

おさらい
WordPress用データベースの作成
WordPressのダウンロード
WordPressのインストール
まとめ

おさらい

前回は、ローカル環境でWordPressを動かすための準備として、XAMPPインストーラーのダウンロード、XAMPPのインストール、およびXAMPPの設定までの３手順をおこないました。
XAMPP関連の設定などを知りたい方は、過去記事をお読みいただければと思います。

今回は続きとしまして、WordPressの設定をおこなっていきたいと思います。

WordPress用データベースの作成

WordPressで作成したブログやサイトのデータを保存するため、WordPress用データベースを作成します。

XAMPPのコントロールパネルを起動し、[Admin]をクリックします。

phpMyAdminのログイン画面にて、ユーザー名、パスワードを入力し、[実行]をクリックします。ユーザー名とパスワードには前回記事の「セキュリティ設定の変更」で解説したものを使用します。

phpMyAdminへのログイン後、WordPress用データベースを作るため、[新規作成]をクリックします。

データベース名と照合順序を指定し[作成]をクリックします。
下図の例では、データベース名にDB_WordPを指定していますが、任意のデータベース名を指定してください。また、照合順序はutf8_general_ciを指定していれば問題ありません。

WordPress用データベースが作成されました。

WordPressのダウンロード

WordPress公式サイトにアクセスし、WordPressをダウンロードします。[WordPressを入手]をクリックします。

[WordPress X.X]をダウンロードをクリックします。
ローカル環境を作る時のバージョン「5.5.3」でしたが、記事にする時点では、バージョン「5.6」となっていました。

WordPressのダウンロードが成功しました。

WordPressのインストール

ダウンロードした圧縮ファイル（zip形式）を開きます。

圧縮ファイル内のwordpressフォルダをコピーします。

XAMPPをインストールしたフォルダを開きます。htdocsフォルダがありますので、htdocsフォルダにwordpressフォルダを貼り付けます。

htdocsフォルダが不明な場合は、過去記事をお読みいただければと思います。

htdocs内にwordpressがコピーされました。

WordPressのトップページにアクセスすると、以下の画面が表示されます。[さあ、始めましょう！]をクリックします。

データベースのアクセス情報を設定します。データベース名には「WordPress用データベースの作成」で作成したデータベース名を指定します。また、ユーザー名とパスワードを指定します。データベースのホスト名は「localhost」でOKです。テーブル接続辞につきましては好きな文字を指定してください。下図の例では「wptbl_」としています。すべて入力したことを確認し、[送信]をクリックします。