フリッカーフリーのため、再度、LEDライトを購入!
フリッカー現象を対策するため、以前、バイコム社製のビーライトLED「BH-1226NC-WH-TW-Ra92」(以下、BH-1226NC と呼びます)を購入しました。
BH-1226NC を使って撮影した画像は、かなりフリッカー現象を抑止することができました。それまでフリッカー現象に悩まされいた筆者にとって明るい兆しが見えてきました。
また、他社の本格的な LED ライトよりも価格が抑えられていましたので、価格的にも満足のいく商品でした。
ただし1点不満が・・・
それは、照射角度です。
使ってみて初めてわかったのですが、照射角度が狭いと被写体が大きい場合、全体に光を照らすことができないため、両端が薄暗くなってしまうという新たな悩みを抱えることになりました。
そこで、もう1つ気になっていた LED ライト を購入することに決めました。
その LED ライトは BH-1226NC と同じくバイコム社製ですが、照射角度が広い別製品です。
選定理由は、BH-1226NC と同じくバイコム社製なのでフリッカーフリーは問題ないと判断したこと、また、これも同じくバイコム社製なので価格が抑えられていることが決め手となりました。
そして、今回購入した LED ライトは、バイコム社製のビーライトLED「BH-1526B-BK-TW-Ra92」(以下、BH-1526B と呼びます)となります。
BH-1526B の照射角度は「広角120°」です。BH-1226NC の照射角度が「35°」なので、被写体全体に光を照らすことができるのではないでしょうか。
早速、BH-1526B のレビューに移りたいと思います。
LEDライトの紹介
では、BH-1526B を紹介したいと思います。
商品パッケージ
まず、商品パッケージを紹介いたします。
商品パッケージの正面です。
「高演出でフリッカーフリーだから看板が奇麗に見える」、「撮影やスタジオの照明にもお薦め」と表記されています。
期待できそうです。
次に、商品パッケージの両側面です。
製品仕様や注意点などがずらりと並んでいます。隠さずに表記しているところが好感を持てます。
以下が、製品仕様となります。LED ライトをお探しの際のご一助となれば幸いです。
製品仕様 | ||
定格消費電力 | 15W | |
定格電圧 | AC100V-240V | |
色温度 | 昼白色(5000K) | |
全光束 | 1725lm | |
演色指数 | Ra92 | |
照射角度 | 広角120° | |
寸法 | 全長 | 148mm |
外形 | 120mm | |
質量 | 約350g | |
使用温度範囲 | -10℃~40℃ | |
設計寿命 | 40000h |
本体
続いて、LEDライト本体の紹介となります。
LED ライト上部から撮影したイメージです。
箱を開け、実物を始めて見た感想は「デカい!」でした。
LED ライト上部から見ると、BH-1526B は、BH-1226NC よりも2回りぐらい大きい感じです。
次に、LED ライト下部から撮影したイメージです。
LED ライト下部から見ると、口金に向かって渦状(反時計回り)の模様となっています。これは、LEDライトを冷却するための形状なのでしょうか。
口金は E26 ですので、ダイソーなど100均ショップやネットで販売されているソケットアダプターに接続することができます。
サイズを比較するため、別の LED ライトと並べてみます。
BH-1526B の大きさは一目瞭然です。
本体サイズ・質量
続いて、LED ライトの大きさと質量を測定してみたいと思います。
まず、BH-1526B の直径を測定します。
仕様に明記されている通り「約120mm」です。
次に、BH-1526B の高さを測定します。
仕様には「148mm」と明記されていましたが、j実際のサイズは「約155mm」でした。
仕様よりも大きめに作られていました。
次に、BH-1526B の質量を測定します。
仕様には「約350g」と明記されていましたが、実際の質量は「378g」でした。
仕様よりも重く作られているようです。
以下は BH-1226NC の質量を計測した時のイメージです。
BH-1226NC も実際の質量は「221g」で、仕様では「約200g」と明記されています。
BH-1226NC も仕様より重く作られていました。
LED ライトのレビュー
続いて BH-1526B を使ったレビューに移りたいと思います。
なお、比較対象として BH-1226NC を使用します。
LEDライトの光量レビュー
では、BH-1526B の光量をレビューをおこないます。
まず、点灯させた LED ライトをやや側面から撮影したイメージです。
BH-1526B は BH-1226NC よりも、奥の壁に照らされている光量が多く、照射角の違いがはっきりとわかります。
次に、点灯させた LED ライトをやや背面から撮影したイメージです。
BH-1526B は BH-1226NC よりも、全体的に光の範囲が広いことがわかり、こちらに関しても照射角の違いがでています。
LED ライトの撮影レビュー
続いて、BH-1526B を使った撮影レビューをおこないます。
今回の被写体は「レゴ 60246 シティポリスステーション」です。
まず、LED ライトを上部から照射したイメージです。
BH-1526B(左、モバイル端末なら上) は BH-1226NC(右、モバイル端末なら下) よりも、すこし暗く感じます。しかし、BH-1226NC は左右が薄暗く光がまばらに照らされた感じです。
以下は、BH-1526B と BH-1226NC の2種類の LED ライトを使って撮影したイメージです。
お互いの弱点を補正し、1番きれいなイメージが撮影できました。
次に、LED ライトを正面から照射したイメージです。
LED ライトを上部から照射した時と同じ感想です。
BH-1526B(左、モバイル端末なら上) は BH-1226NC(右、モバイル端末なら下) よりも、すこし暗く感じます。しかし、BH-1226NC は左右が薄暗く光がまばらに照らされた感じです。
以下は、BH-1526B と BH-1226NC の2種類の LED ライトを使って撮影したイメージです。
これも、LED ライトを上部から照射した時と同じ感想です。
1番きれいなイメージが撮影できました。
その他備考
今回の撮影には「OPPO Reno3 A」に内臓されたカメラを使用しています。
まとめ
以上が、バイコム社製のビーライトLED「BH-1526B-BK-TW-Ra92」のレビューとなります。
いかがでしたでしょうか?
まず、光量の感想です。
BH-1526B 単体でもきれいな写真が撮影できると思っていましたが、実際はそうではなく、背景などは少し薄暗く写しだされました。
もしかしたら、カメラの性能不足が原因かもしれません。
次に、フリッカー現象の感想です。
まったく問題ありせん。
ほんの少し、フリッカー現象が現れますが、ほぼ気にならず撮影に集中できました。
スマホに内臓されたカメラでも問題ありませんでしたので、高性能のカメラでも問題ないと思います。ちなみに、筆者が保有する SONY α7Ⅲ でもフリッカー現象は現れませんでした。
総合的に判断すると、BH-1526B では光量不足を感じると思いますが、被写体全体を均等した明るさで照らすことができましたので、フリッカーフリーの LED ライトとしておススメできます。
また、BH-1226NC と併用することでお互いの弱点を補うことができますので、あわせて購入することをおススメします。
2つあわせても7000円程度で他社の製品よりもコストパフォーマンスに優れていると思います。フリッカー現象にお悩みの方は購入してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では。