【IDE】HDD コピー【SATA】

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IDE HDD から SATA HDD へまるごとディスクコピー

つい先日、知人よりノートパソコンのディスクをコピーして欲しいとの依頼がありました。

筆者は、以前、本ブログでも紹介したディスクコピーツール「玄人志向 KURO-DACHI-CLONE-U3(以下、ディスクコピーツールと呼びます)」を所有しているため、二つ返事で引き受けることにしましたが・・・




しかし、蓋を開けてみてビックリ!コピー元の HDD は IDE(汗)

「聞いてないよー!」と、思いながらも、引き受けてしまった手前、突き返すこともできずに思案していたところ「IDE(44ピン)から SATA への変換アダプタ(以下、変換アダプタと呼びます)」を見つけました。

そして、変換アダプタに「SATA 延長ケーブル(以下、SATA 延長ケーブルと呼びます)」をあわせることで、ディスクコピーツールを活用することができるのではと考え購入することにしました。

結論から申し上げますと「成功です!」 IDE の HDD から SATA の HDD へディスクをコピーすることができました。

そもそも IDE から SATA へのディスクコピーなんて、今更、大した需要は見込めませんが、もしか、同じことで困っている方がいらっしゃるかもしれないと考え、記事にすることにしました。

では、どうぞ。


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変換アダプタの紹介

まず、変換アダプタの紹介です。



楽天市場で900円で販売されていました。

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片面が SATA のオスで、もう片面が IDE のメスです。

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延長ケーブルの紹介

続いて、延長ケーブルの紹介です。



楽天市場で565円で販売されていました。

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一方がSATA のオスで、もう一方が SATA のメスです。

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HDD コピー

変換アダプタと延長ケーブルを紹介したところで、続いては HDD コピーに移りたいと思います。


HDD

まず、コピー元、コピー先の HDD の紹介です。



左がコピー元の HDD、右がコピー先の HDD です。

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コピー元の HDD は「FUJITSU MHV2120AT」です。この HDD の製造年月は2007年1月ごろのようです。

また、コピー先の HDD は「Western Digital WD1200BEVS」です。この HDD の製造年月は2007年12月ごろのようです。

どちらも、結構な年代物の HDD です。




以下は、HDD の基盤側の画像です。

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コピー元 HDD の規格は IDE、コピー先の HDD 規格は SATA です。



IDE の HDD パーツ接続

続いて、IDE の HDD へ購入したパーツを接続いたします。



IDE の HDD に変換アダプタを取り付け、変換アダプタの SATA(オス)に延長ケーブルの SATA(メス)を接続します。

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ピッタリです。どちらのパーツも接続できました。



HDD コピー

続いて、HDD のコピーをおこないます。



HDD のコピーにはディスクコピーツールを使用します。

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コピー元の HDD をディスクコピーツールの奥側(HDD1)にセットします。

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延長ケーブルの SATA(オス)をディスクコピーツールの奥側(HDD1)にセットします。




次に、コピー先の HDD をディスクコピーツールの手前側(HDD2)にセットします。

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コピー先の HDD 規格は SATA のため、そのまま、ディスクコピーツールにセットすることが可能です。




次に、ディスクコピーツールに電源を投入します。

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[Power] ランプの点灯(赤)を確認したら、[Clone] ボタンを押します。




HDD のコピーが開始され、しばらくすると HDD のコピーが完了します。

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変換アダプタと延長ケーブルを使っても、無事 HDD のコピーが完了しました。




HDD 確認

一旦、HDD のコピーが完了しましたので、続いては、ディスクコピーツールをパソコンに接続し HDD のデータを確認いたします。


パソコンへの接続

ディスクコピーツールに付属していた USB ケーブルを使ってパソコンに接続します。

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電源を投入すると、前面ランプが青く点灯します。

HDD のランプは [HDD2] ランプが点灯していますが、これは HDD をディスクコピーツールの手前側(HDD2)にセットしているからです。



パソコンからの HDD 確認

続いて、パソコンから HDD を確認いたします。



Windows にログインし、タスクマネージャーを開きます。

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接続した HDD が認識されています。




次に、エクスプローラーから HDD のデータを確認します。

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HDD のデータも確認できました。

正常に HDD がコピーされました。




まとめ

以上が、IDE の HDD から SATA の HDD へまるごとデータをコピーする方法となります。

いかがでしたでしょうか?

本稿で紹介した方法は、あくまで、ディスクコピーツール「玄人志向 KURO-DACHI-CLONE-U3」などを所有している方が対象となります。
ディスクコピーツールを所有してれば少ない費用で IDE の HDD から SATA の HDD へのデータコピーが実現できます。

ただし、ディスクコピーツールを所有していない場合は、別途、ディスクコピーツールを購入する必要があるため、Windows へインストールするタイプのツールを購入した方が安価に実現できるのではないでしょうか。

しかし、ディスクコピーツールや変換アダプタ、延長ケーブルなどを揃えておけばフレキシブルに対応できるため、ご興味があればセットで購入してみてはいかがでしょうか。




最後までお読みいただきありがとうございました。




では。



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