ペットボトルにセットするだけ、コンパクト加湿器レビュー
オフィスや出張先のホテルなどの外出先の乾燥が気になり、
「加湿器があったらなー」
と、思うことってありますよね。
オフィスにある加湿器では加湿効率が悪かったり、そもそも、加湿器がなかったり。
在宅ワークなどで自宅の加湿をしっかりした環境からオフィスなどの加湿効果が弱い環境へ移ると、特に加湿器が欲しくなります。
また、加湿器はウィルスの飛散を防ぐためにも重要なアイテムです。
今まで加湿器を使用する機会は特に乾燥する秋から春先にかけてが多かったのですが、今ではウィルスのため1年中使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はペットボトルと電源さえあればオフィスや出張先のホテルなどの外出先でも使うことができる携帯型加湿器を紹介いたします。
携帯型の加湿器はかなりの種類が販売されていますが、携帯型のわりに大きかったり、高価であったりと、なかなか良い携帯型加湿器に出会うことができませんでした。
そんな中、出会ったのがペットボトル加湿器です。その名の通りペットボトルに装着するだけの加湿器です。
では、ペットボトル加湿器を紹介したいと思います。
携帯型加湿器の検索ポイント
携帯型加湿器の検索ポイントを以下に記します。
価格 | 安価なもの。 持ち運ぶため、壊れるリスクを考慮し安価なものがよい。 |
サイズ | コンパクトなもの。 いろいろな場所で使用したいのでコンパクトなものがよい。 |
操作 | 操作性やメンテナンス性に優れたもの。 給水などのメンテナンスは簡単なものがよい。 |
電源 | USB から給電できるもの。 出張先のホテルなどで使用することも考慮し、ノートパソコンから給電できるタイプがよい。 |
タイマー | 自動的に停止するもの。 水無しでも加湿機能が動き続けないようにタイマーがあるタイプがよい。 |
静音 |
静かなもの。 |
以上のことを踏まえ、購入した商品がこちら、トップランド社から発売されているペットボトル加湿器「SH-CB35」(以下、SH-CB35 と呼びます)です。
トップランド社にて同類の製品を発売していますが、その中でも1番安価な製品となります。
有線リモコン付きで角度調整可能な「SH-MV50」と、どちらにするか悩みましたが、最終的には値段で決めました。
ペットボトル加湿器の紹介
では、SH-CB35 を紹介したいと思います。
商品パッケージ
まず、商品パッケージを紹介いたします。
商品パッケージの正面です。
「お手持ちのモバイルバッテリーでうごく加湿器」、「パーソナルスペースに最適」、「お部屋でオフィスでホテルで」と表記されています。
次に、商品パッケージの裏面です。
吸水ステックを湿らせ、本体にセットし、ペットボトルにセットすると説明されています。
操作性も簡単で使い方は困りません。
次に、商品パッケージの両側面です。
ペットボトルに装着するタイプなので、オフィスでうっかり倒しても水をこぼす心配はありません。
本体
続いては、SH-CB3 本体を紹介いたします。
SH-CB3 本体のほかに、吸水ステック(5本)、保証書付きの取扱説明書が内包されています。
吸水ステックが5本付属しています。
通常の使用方法であれば「5か月間」は使用できる計算となります。
次に、SH-CB3 上部からのイメージです。
吹き出し口の内部に超音波振動板があります。
使用しているとこの部分に塩素や石灰などの成分が結晶となり付着します。
その場合は、綿棒などで軽く拭き取ります。
次に、SH-CB3 下部からのイメージです。
吸水ステックのさしこみ口があります。
保証書付きの取扱説明書には、「柔らかいものを差し込んだ場合でも破損することがある」と、表記されているため、掃除などメンテナンスは NG です。
次に、SH-CB3 正面からのイメージです。
中心に配置された丸いボタンが電源スイッチです。
次に、SH-CB3 背面からのイメージです。
電源ケーブルが配置され、また、ロゴ(CUBE)が表記されています。
サイズ
続いて、SH-CB3 本体サイズを紹介いたします。
保証書付きの取扱説明書に記載されている通り、高さは「42mm」幅は「46mm」でした。
次に、SH-CB3 本体とレゴのミニフィグを比較してみます。
レゴのミニフィグと、ほぼ、同じ大きさでした。
かなりコンパクトに設計されていると思います。
ペットボトル加湿器の使用レビュー
続いて、SH-CB3 を使ったレビューとなります。
加湿
まず、加湿能力のレビューを実施します。
超音波の振動でミストを作り出し勢いよく噴霧します。
使用中は青色の LED ランプが点灯します。
筆者の場合、オフィス(自席)にて使用していますが、ミストが勢いよく上に噴出しても気になりませんでした。
次に、SH-CB3 を横に倒してみます。
吸水ステックが水から出ない限り噴霧し続けます。
また、商品パッケージの表記通り SH-CB3 が横に倒れても中の水はこぼれません。
静音
続いて、静音のレビューを実施します。
「スー」という、ごく僅かな音を発していますが、まったくと言ってもいいくらい気になりません。
静音性能は優れています。これなら就寝時に使用しても問題ありせん。
発熱
続いて、発熱のレビューを実施します。
ミストを噴出する部分に直接手のひらを載せると少し暖かいくらいでした。
小さなお子様がいらっしゃっるご家庭でも安心して使えます。
給電
続いて、給電のレビューを実施します。
ノートパソコンからでも給電が可能です。
外出先でも電源に困ることはありません。
使用上の注意点
以下は、取扱説明書に表記されている注意点となります。
アロマウォーターを使って、いい香りに包まれたかった。残念ですが諦めます。
メリット・デメリット
最後に、メリット・デメリットをお伝えいたします。
〇メリット
- 簡単に持ち運びができる。
- ペットボトルと水道水さえあればどこでも使える。
- 使用しない場合、楽々保管できる。引き出しの中などに保管できるので保管場所にも困らない。
●デメリット
- 外出先で1度でも使用した場合、濡れた給水ステックの持ち運びに困る。
- 専用吸水ステックの付属は5本のみなので追加で購入する必要がある。
- 水道水以外は使えない。
- やわらかいペットボトルの場合、使用中にペットボトルが潰れてくるため少し不安定になる。
以下は、ペットボトルに「いろはす」を使用したイメージです。
使用中、柔らかいペットボトルは潰れてきます。
柔らかいペットボトルの使用は避けた方がよさそうです。
まとめ
以上が、ペットボトル加湿器「SH-CB3」のレビューとなります。
いかがでしたでしょうか?
SH-CB35 はコンパクトに設計されていますので持ち運びに適しています。
また、コンパクトな割に噴霧するミストの量が多いため、オフィスや出張先のホテルなどの外出先の乾燥した場所で使う加湿器として活躍してくれます。
筆者は SH-CB35 を2台保有しています。
1台はオフィス(自席)で使用しています。もう1台はレンタルオフィス(個室)や出張先のホテルで使用することを予定しています。
オフィスで使っている SH-CB35 を持ち歩いていたのですが、レンタルオフィス(個室)や出張先のホテルへ SH-CB35 を持っていくことを忘れることもありましたので、持ち運び用として2台目を購入しました。
安価な分、そういった使い道もありです。
今後は、車内用加湿器としても考慮しています。
SH-CB35 は倒しても水かこぼれないため、車内で使っても心配ありません。
オフィスや出張先のホテル、また、車で使用する携帯用の加湿器をお探しの方は、ペットボトル加湿器「SH-CB3」を検討してみてはいかがでしょうか?
使い勝手がよいため、きっと気に入るはずです。
なお、室内用の激安スチーム式加湿器のレビューも実施しています。もし、激安スチームにご興味をお持ちの方は、よろしければこちらをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では。